パパ教員の戯れ言日記

ここに書かれていることは私見です。全員がこう思っている訳ではありません。悪しからず。

教室に大型テレビすら無い学校だったので50万円ゲットしてきた

ブラウン管テレビしかない

異動した年の最大の驚き。それは、教室、学年に大型テレビすらないことです。
プロジェクターは何台かありましたが、常設でこそ威力を発揮するのがICT機器です。毎回片付けてコンピュータ室に置きに行き、また使うときはコンピュータ室から持ち出してセットアップなんてしてたら休み時間がそれだけで終わってしまいます。

自腹を切って買う

そこで、中古の40インチ液晶テレビヤフオクでゲットしてきました。1万円です。

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うむ。40インチは少し小さいけれども、無いよりはマシだ。

なお、前の市にあったのはこれ。これが学年に1台あった。

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市によって環境が違いすぎて笑える。(笑えない)

やっぱり大型テレビだけでもいいからあった方が良い

2年間、このテレビでやってきましたが、結論から言えば「あった方が絶対によい」という、当たり前の結論になりました。

今、このテレビにはスティックPCが刺さっており、格安SIMをさしたモバイルルーターによってインターネット環境も整いました。NHKの動画を見ることが出来て満足です。

www.nhk.or.jp

広めたい

教室に大型テレビがあるといいぞー!を広めたい。でも、お金が無い。

よし。ゲットしよう。(突然の思考の跳躍)

研究に応募

どの研究に応募したのかは、完全に勤務校バレするのでアレですが、大型テレビを使って教育の研究をしたい!という計画書を出したところ、見事通過しまして、お金ゲットしてきました。50万円。予算と相談しながら、5・6年生の教室に6台の導入を目指しています。

買おうとしているテレビはこれ。

kakaku.com

この価格帯でHDMI3つというのが理由です。

他にも、Miracastの受信機やらを揃えて、よい研究が出来るといいなーと思っています。

以下は、研究概要の作文です。

研究概要

 タブレットとホワイトボードを活用して研究を続ける中で、ICT機器の活用が限定的であることが課題としてあがってきた。ホワイトボードを用いたグループ学習についてはほぼすべての学級で行われ、特に国語の学習で効果的に利用する方法が確立されつつある。しかしながら、タブレットを活用したグループ学習では、その使い方が限定的であり、未だにグループ学習でのタブレット活用については課題が残っている。
 その理由の一つとして、タブレットで行われた学習成果を全体で共有する手段に乏しいことが挙げられる。現状では、6台あるプロジェクターのうち、EPSON無線LAN接続ができるプロジェクター2台のみ、タブレットから接続して大きく映し出すことが可能であるが、どの学校でも見られるように、プロジェクターの設置に時間的ハードルがあることや、ルーメン数の不足により見づらいという問題点が質問紙調査により明らかになった。本市ではICT機器はコンピュータ室に集約され、教室のLAN環境も整っていないため、タブレットでできることと言えば写真を撮るかメモを作成するといった簡潔なものとなってしまう制約がある。
 そのような状況でありながら、ICT機器の活用に効果があることは、教職員間での共通認識として浸透しており、使いたいと思う先生方は多い。現状では、体育のマット運動や跳び箱運動において活用される場面が増えている。
 そこで今回の研究では、まずタブレットの画面をクラス全体で共有する手段を用意し、他の学校でも容易に導入できる効果的な手段とその活用法を提案したい。昨年11月につくば市で行われた「2020年代の学びを変える先進的ICT・小中一貫教育研究大会」に参加したが、他市には真似できない機器の充実ぶりであった。しかし、残念ながらそのような事例は多くの自治体の公立校教員にとって夢物語である。さらに、春日学園の発表はその機器に振り回されてしまい、目指すべき学びから逆に離れてしまっている部分も見受けられた。特に、中等部におけるプログラミング学習は、「キネクトを使いたい」という意図しか感じられず、プログラミング学習として妥当であったかは疑問である。ICT活用は手段であって目的ではないという当然の合意が破られていたと感じた。
 本校の研究では、タブレットや思考ツールの活用という点において春日学園の研究と似た部分があるが、意見の幅を広げ比較検討を行うために、タブレットの画面を大きく見せるという点にしぼって行っていきたい。

実践の具体的な活動内容

 今までの研究と同じように、ペアやグループでの調べ学習にタブレットを活用していくが、今回導入するテレビにタブレットの画面を映し出すことで、そのまま発表にも使えるようにする。ICT機器の使用としては基本的な活用であるが、タブレットの画面を大きく映し出すことは、子どもたちの討論のきっかけとなる。「そんな方法があったのか。」「もっと他にもないのか。」という考え方は、自分たちの考えと比較することで生まれるだろう。そのため、比較する対象として、他のグループのタブレットの画面を大きく映し出す効果は高いと考えられる。
 授業の流れとしては、グループをステーションに見立て、各メンバーが課題解決に向けて、
①情報を収集しに学校内外に調査・観察にでかける、
②収集した情報を紹介し合う、
③情報を整理し、課題の解決について協議・検証する、
④解決のプロセスや結論をまとめ、発表し合う、
⑤メンバーの貢献度や成果を評価し合う、
といったステーションワークを中核にした学習活動を展開する。4人グループを基本とし、2人に1台のタブレットを配布し、ステーションごとに1台のホワイトボードを活用する。
 今までの研究の成果として、子どもたちはホワイトボードと思考ツールを組み合わせた話し合いを比較的スムーズに行うことができる。今回ICT機器を充実させることで、③と④の間に「他のステーションと比較することで、さらに考えを深める」活動を取り入れることができるようになる。この視点は、自分たちが主体的に集めた情報を整理した後に、他と比べる対話的な活動を充実させることにつながる。その結果、比較、検討がさらに充実し、深い学びを得ることができると考えた。
 本研究のもう一つの特徴は、低予算の中でいかにICT機器を充実させるかという点にある。ICT機器を日常的に利用するためには据え置きでの設置が不可欠であろう。先行実践では、40インチの液晶テレビを教室に設置し、活用を図ってみた。その結果、本校の教室の広さでは、40インチの画面は後ろの席の児童にとって少し見づらいということが分かった。よって、50インチの液晶テレビを整備し、提示装置としての役割を持たせる。プロジェクターは設置に時間がかかる上に値段が高いが、液晶テレビは今50インチでも6万円程度で購入することができる。助成を受けた学校や予算が充実している市だけがICT環境を充実させるのではなく、この研究成果が、より多くの学校にICT機器を導入するきっかけの一つとなるよう、ICT環境を整える方法を確立することも目指している。よって、助成を受けた際には研究の進捗や成果をしっかりと校外に発信し、他の学校のモデルとなることもねらいたい。

成果目標と期待する波及効果

成果1 協働的な学習において、タブレットの活用法の確立ができ、活用ができるようになる

 協働的な学習において、タブレットを活用した授業の回数を測定し、タブレット活用の頻度を算出する。タブレットを活用した授業のモデルプランを作成するとともに、成果を積極的に保護者・地域やXXX市の教育研究会に広げることで、今後の他校のタブレット活用のモデルとなることが期待できる。

成果2 子どものICT活用スキルが向上するとともに、情報モラルの定着を図れる

 子どもたちが日常的にタブレットを活用した学習を行うことで、ICT活用スキルの向上が期待できるのは明らかである。それとともに、今回の研究における交流場面を通じて、情報モラルの定着が図れることも期待できる。

成果3 教員のICTスキルが向上する

 ICT環境を整備することで、教員が日常的にICTを活用することが期待できる。その結果、従来の一斉授業に取り入れる段階からさらに進み、協働的、対話的な学習の中でもICTを活用できる教員の増加が期待できる。

成果4 他学校におけるICT機器導入のモデルケースになり得る

本研究の成果は、他の学校において無理のないICT環境整備のモデルケースとなり得る。積極的に成果を公開し、他の学校のICT機器導入の際に参考になるよう、ウェブサイトでも情報を公開し、周知を図りたい。

 

一応、「ぶおおおおお」ばっかり言ってないでお仕事もしてますというお話でした。